2nd W
どこの日記のヲタさんも、ハローのオリジナルアルバムで序数をもじっていないのは「デュオU+U」が初めてですねって書いてるんですが、どう考えても「オサブリオ〜愛は待ってくれない〜」の方が先なんですが・・・。つんくの支配の及ばないうえに、ヲタも見放す地中海レーベルだからしかたないか。
アルバムでは相変わらずつんくさん、辻加護をおもちゃにして遊び倒してます。どんな無茶な要求にも応えられる器用な二人だからきっと遊び甲斐があるのでしょう。INTERLUDEに校歌もどき、そして日記付きで見られる芸風は、ライブで再現することをまったく考慮しないで作られた(そして実際CDの中だけで完結した)ミニモニ。のアルバムを継承してます。今年の夏もWは単独のライブを行いませんから、本当にこのアルバムの収録曲はライブではやらないかもしれません。本音を言えば「デコボコ」くらいはやってほしいところですが。私は「デコボコ」「ロボロボ」路線が大好きです。
アルバムにはたくさんのハチャメチャな(ある意味凶暴な)作品が詰まっているのに、シングルになるととたんに冒険しなくなって従来の型にはまったものしかリリースできないというのが残念。先行シングルが「恋のフーガ」なんて、本当にもったいない。これではWの能力が生殺しにされているようなものです。関ジャ二∞くらいにケッタイなことやって歌謡界で暴れまくることこそが、Wの本来の役割ではないかと思うわけです。