DivXToDVDのインプレッション

複数のAVI,WMVファイル等からおまかせでDVDを作ってくれるというので試してみたのだが、現在の配布バージョンでは入力できるファイルは一つだけになっていた(→誤り。一度には一ファイルしか指定できないが、繰り返せば複数ファイルの指定は可能みたい)。4:3と16:9をまぜて入力したらどうするのかを試してみたかったのだが。日本語サポートはされていた。エンコードパラメータは現在のバージョンでは指定できない。MPEG2エンコードはデフォルトでVBR動作(Max 9.00Mbps)し、高速(Pen4 1.7GHzでソースを0.58倍速で処理可、CCE Basicより少しだけ遅い程度)。音声はAC3 192kbps決めうち。音ずれの検出はしてくれるけれど、元AVIの音声が44100Hzの場合にはずれが拡大してしまう致命的不具合あり。
640x480を入力すると自動的に720x480に伸ばしてくれるけれど、704x480+左右黒淵とはしてくれない。
AVIにつき物のフィールドオーダー判定を自動で正しく判定してくれているのかはわからなかった(ログにはフィールド関係の出力はされず)。

ものぐさな人には喜ばれそうだけど、凝る人には愛用のエンコーダ+愛用のオーサーで十分じゃないの?という気はした。ただ、そこそこパラメータをいじらせてくれて、チャプタポイントを指定できたら、インテリジェントなバッチエンコーダとしての使い道はあるかもしれない。メニュー作成はそれ専門のオーサリングツールを使ったほうが良さそうだし。

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