なんていうんですか閉塞感

Berryz工房といえば、最新シングルがオリコン10位以内に入ったり初写真集を出したり初単独コンを開催したりと順風満帆のはずなのに、なぜか「これからはBerryz工房の時代!」と公言していたファンの表情は暗い。まるでBerryz工房に抱いていた幻想がここにきて一気に崩れ去っていってしまったかのように。でもそれが現実、最初からこうなることはわかっていたはず。
シングルが売れているように見えても実態は出荷初日には店頭に並ばない「完全予約限定販売商品」と化し、初動を握手券で吊り上げているだけだし。写真集は勘違いしたおしゃれファッション雑誌みたいでファンの見たいBerryz工房の姿とはあまりにもかけ離れていたし。テレビ出演はないし(関西ではBerryz工房というグループは存在しないに近い状態)。肝心のライブにはライブ感が欠けていて不完全燃焼気味になるし。いったいどこに上がり目があるのか。この失望感に抗うには「見ざる言わざる聞かざる。今だけ楽しければいい。」の刹那的なファンになるしかないのだが・・・
Berryzちゃんの波にも飲まれずに一貫して「本体ヲタ」の立場を崩していない私から見れば、早くも未来がなくなったBerryz工房の惨状も、極端に言えば、対岸の火事でしかない(熊さん推しとしては悲しいけれど)。だから、事務所一押しのBerryz工房が口パクライブでお茶を濁すようなら、コンサートスタッフと会場を後藤真希に返してくれ!という厳しい発言もやむなしと思う。自分にとっては後藤真希のコンサートが決まらないことが今年最大の閉塞感なのだから。
でも悪いのはBerryzちゃんだけじゃなくてハロプロ全体。いくらアップフトントが大きな事務所でも、いくらハロプロが万単位の固定ファンを擁していても、業界の後押しの弱いアイドルは長続きしない。最近地下活動ばかりを盛んに推進してるアップフロントには将来のビジョンはあるのか?(なさそう・・・) 結局唯一の明るい話題はミラクルエース久住小春ちゃんだけ。くすみんには本当に期待してるよ!