coco's初の海外公演大成功!

四国と本州はもう架橋によってほぼ陸続きになってしまったので海外公演とはいえないかもしれないけれど。ココナッツの東京公演、大塚ちひろ時代のココナッツJr.の神戸公演以来の四国外公演というのは快挙。やってきたのは大阪ミナミの若者のメッカ、三角公園横のライブハウス。ようこそ私の街大阪へ!
ということでライブバージョン主催の「st.Doll&ダンシングBANANA東名阪ツアー2005」の大阪公演オープニングアクトにcoco'sが登場! 当然ながら観客のほとんどはst.DollやダンシングBANANAのファン、ココナッツJr.サイドとしてはアウェイでの試合となったのだが、司会のモミアゲさんの前振り(「リアルで小さいよ、小さい子萌え〜!」)が効いたのか、coco'sが登場したとたん「キター!」の大合唱、暖かく?迎えられたのは良かった。いや、本当にちっちゃい、ミニモニ。サイズ。さらに、一般的な地域限定アイドルの平均的な仕様を完全に無視した、ランドセル&ピアニカ&トランペットというアイテムで客の度肝を抜く。ただ、そのあと、ピアニカの音が何度か出なくなったり、照明さんから暗闇地獄の刑に何度も処せられたり、ネタクリのコーナーで詰まったり(ネタクリした某氏のせいという説あり)と何度も危うい状態に陥り、見てる私のほうも非常にドキドキしてしまった。
しかしそこにまさかの救世主(?)ゆいゆい登場! 一部から「梶本」コールが起こるなど、ゆいゆいは結構この方面では知られている模様。そしてゆいゆい&coco'sでココナッツJr「明日のために」を披露。POP JAMでもオンエアされた実績のあるこの曲をラストに持ってきたことで、ココナッツJr初心者のほとんどの観客向けには良いプロモーションになったのではないだろうか。

結局終わってみれば、高々2曲だろうと予想していたのとは違い、4曲+小ネタ披露(うち一曲はゆいゆい付き)&モミアゲ氏によるインタビューありと豪華な内容だった。珍しそうにモミアゲばかり見つめるキハちゃんがかわいかった。

このあと本編のst.Doll、ダンシングBANANAのステージもすべて見たのだが(めちゃくちゃ長かった・・・)、当然ながらcoco'sとはやってることが真逆。でも、終演後のお好み焼きパーティーでは「歌もダンスもめっちゃうまくて尊敬する」という発言が飛び出すなど、今まで同業他者の活動を目にしたことのなかったJrちゃんにはいい刺激になったかもしれない。でも刺激されすぎて「私もバリバリ踊らないといけない」と主張し出すと団長が困るかも。
coco'sの家族関係者の方はcoco's以外の出演者も熱心に手拍子しながら観覧していた。やっぱり親がこういう芸能ごとが好きだから子供にもやらせてみたかったんだろうな。
お姉ちゃんは途中で客席からいなくなったように見えたけど、長くて飽きたのかな・・・。

(9/10追記)あ、MC内容に全然触れてなかった(汗)。ゆいぴょんは海外(オーストラリア)に行きたい(住みたい?)っていってたっけ。 で、ゆいゆいは子供をココナッツJr.に入れる壮大な計画を発表してたっけ? かなり記憶が薄れてきた・・・。

(おまけ)
st.Dollの感想。
例えるなら、コミケに出品される劣化コピーを繰り返された萌えコミックか。
エイベックスやGIZA studioなどのカラオケ向けに生産された薄っぺらい電子音楽のカラオケを、どこかで見たことのある典型的なアイドル振り付けで汗もかかずに黙々と歌い続けるだけのグループという印象を持った。MCもほとんどなかったし(没個性的なのが売りなのかもしれないが)。しかも8人もいるのにメインボーカルはリーダーでもある坂田知美だけ。確かに坂田知美ちゃんは8人の中ではルックスはずば抜けていたし(メジャーでも通用しそう)萌え度も高かったのは認める(しかもミニスカ衣装の下からチラチラ覗く黒アンスコがエロかった)。けれど、こんな露骨な1トップ編成では後ろの7人がかわいそうな気がした。メジャーで活動しているのではないのだから、もっと自由奔放にやってもいいのではないか?

ダンシングBANANAの感想。
大阪パフォーマンスドールが昔やってたことに近い系統。
st.Dollとは対照的に自由奔放で動きが激しいグループだった。しかもリーダーがよく喋る喋る。
レパートリーはBON BON BLANCOやYA-YA-YAHのカバーの他、ダンスのみの曲やオリジナル楽曲もあり(しかもこれが良かった)。「〜をお届けしました」の曲名紹介にはお決まりのアクションがついている(観客は当然これを知っているのでみんなやってた)
ルックスのレベルはあまり高いと言えないが、その素人臭さが逆に良かった。一番気になった子は渡辺千裕じゃなくて西田佳代。必ずしも最年少に食いつくわけではない(って誰に言ってるんだか)。