「Qlair Archives」はソニーの良心の塊

この日記では断続的にベスト盤談義が続いているが、ベスト盤の鏡ともいえるのがこのQlairの「Qlair Archives」。CD3枚+DVD1枚で、バージョン違いを含むリリース全曲と全映像作品を1パックにして5000円。発売から11ヶ月経った先日、私もついに購入に至り、つい今しがたiTunesに取り込みを終えたところ。曲ごとにつけられるアートワーク(ジャケ写)は、サイト検索してQlairのいちばんえらいサイト*1から、もともと収録されていたアルバムの画像を拝借。そう、自分はネットで解決したけれど、「Qlair Archives」にひとつだけ難点を挙げることが許されるなら、各曲の初収録アルバム名をブックレットに付記しておいてほしかった。
乙女塾系では決して売り上げが良いほうではなかったQlairだけがこういう記念碑をリリースすることができているというのは奇跡。そして、良き時代のソニーが、Super GTシリーズだけには受け継がれているのだと感じた。*2
だから、SuperGTシリーズで東京パフォーマンスドールも再評価してほしい。それこそ、SPEED以上に8cm CDでしか聴けない曲を大量に抱えているし、CDに吐き出していないライブ用の音源も大量に隠し持っているはずなので(笑)。あ、もし作るときは「シェリーに口づけ」のことも忘れずにお願いします*3。マジで。

*1:閉鎖されないことを切に祈る

*2:今はアップフロントにどっぷり漬かっている自分も10年ほど前まではソニー万歳だったのだ

*3:放送局用のCDまで完成したのになぜかお蔵入りになったポルナレフのトリビュート盤にTPDが参加