後藤真希 G-EmotionⅡ@大阪厚生年金会館

昨年同様、曲アレンジから曲間のつなぎの演出や照明にいたるまで独特の中世ヨーロッパ風?の世界観*1で見事にショーアップされていて、それを見事にやりきるごっちんに圧倒された。昨年はエロに拍車がかかったところばかりが注目されてたのと、G-Emotionの世界観に慣れていなかったこともあってどう評価していいのかわからなかったが、Ⅱで完成したのかなという感じ(ファンも楽しみ方を学習してきたし)。ただ、この調子で行くと、G-Emotionの世界観に相容れない、アイドルアイドルしすぎてる曲は「役目を終えた」形になっていくのかな。それとも二部制で残り続けるかな。
今日も女性客が目立って増えていたけれど、これはもっともっと多くの女性に見てもらいたい。アルバム予習してなくてもこれはきっと伝わるものがあると思う。むしろ女性のほうがダイレクトに理解できるのかも。

ただ…前半の終盤、LIKE A GAMEの前の曲まではパクのように聞こえる曲が多かったような。これはきっとG-Emotionの世界観を完全にすることの方を優先したかったからということにしとこうか。歌えるのは知ってるし。(^^;

ワンダエルダに分かれて以降、エルダの中で一番成功してるのはごっちんかな。G-Emotionにしてもソロデビューからごっちんがライブでやってきたことから大きく外れてはいないので、ファンの離脱が少なそう。逆に一番マイナス影響が出てそうなのはあややかな。ファンの見たいあややと本人のなりたいあややとのギャップが大きそう。あまりにも急激にバラード路線に変わりすぎてるし。でもそれもいいかげん落ち着く頃合なのかな。

*1:シルク・ド・ソレイユからサーカスの要素を省いたショウの部分と共通した匂いも感じた