自分がAKB48に嵌れない理由 一般人がベリキューに無関心な理由

主題は参照先にほぼすべて書かれているけれど。
AKB48は劇場に閉じこもって、基本「おまいつ」なヲタしか相手にしない。去年の春に全国ツアーやって大阪にも来たけれどそれ以降は分隊のChocoloveが営業しに来たのと文化祭で来たのと…たったそれだけ。いずれも劇場の活動とはまったく違ってて「劇場のほうが楽しい」というテキストがネットに溢れているのが現状。でも、地方からはおいそれと行けるものではない。都心在住でもAM4:00集合してないと入場できないとか、拘束時間丸一日とかで…狂ってる。そんな狂ったものにはちょっぴりの興味があっても嵌りようがない。いや、嵌れないことでむしろ助かってるのかもしれないけどもw だから、紅白でもしAKB48に興味を持ってしまったやつがいてもこの参入障壁があるから効果はない=AKB48は勝利できないだろう、という分析は正しいかも。

ただ、「ハロプロは動員力で圧倒的に勝ってる」といったってメンバーはほとんど知られて無いんだから、そんなもの何の自慢にもならんだろって思うんだが。ワンダのメンバーは全員知名度ではサトタ以下、スザンヌ以下でしょ。ぶっちゃけ。「みかん」「付片」「都会っ子」どれもPaboのシングルより"枚数"は売れてることになってるけど、世間で知られてるのはPaboだけでしょ。
AKB48にもし秘策があるとしたらそういうところだろうなと思う。実は動員はこれ以上増やす気はなくて(箱がそれを受け入れられない)、今後の目的はテレビバラエティー&CMにねじ込めるメンバーを数名刈り取ることじゃないのかなと。そのときに「紅白出演実績」という履歴書が有効に使えればそれでいい、と。テレビで顔が売れれば、各局のPに取り入ることさえできれば(一部を除いて)テレビに出られないハロプロなんてすぐメディア露出量で抜き去れる…と。それがAKB48のヲタが求めていることかどうかはわからんけども(多分違うだろうが)。ただ、秋元のやり方はいつもこうだからね。劇場のおまいつさんの年齢なら確実におニャン子経験者だからそのことを知らないとはとても思えないんだが…まだ懲りてないのかw

ハロプロが興行主体で活動できるところは強みではあるけれども同時に弱みでもある。テレビを軽視している結果かどうかわからないけれど、レコ大新人賞なんて獲ったところで℃-uteは今後もほぼ間違いなくMステ出入禁止だろうし、元本体だった9人ユニットについても同様。極端な話、元本体はもう、オリコン1位取っても出られないんじゃないかなあ。で、興行だけでヒット曲が出せる秘策があるならそれもいいけど…無理でしょそんなこと。一般人はテレビに出ていなければ売れていると認定しない。逆に「めざましで軽部さんが紹介してたら売れてるみたいだ」という理屈は簡単にまかり通ってしまう。テレビに出ているからといって実体人気がある根拠にはならないけれど、現状はまだその構図は崩れていない以上、テレビは軽視できない。ベリキューが"テレ東以外"の局のゴールデンタイムでどれだけ歌手として出演できるかが今後の勝負だろうな。

ともかくも2008年、ハロプロAKB48のどちらのやり方が「勝利」するのか、気になるところではある。


余談。
THE ポッシボーは出自から言えばハロプロ寄りだけれど、嵌りにくくなってきたという点ではAKB48と同じだなぁ、ポッシもおまいつ客、レス厨が支配的だろうし。ポッシボーはプロモでもわざと関西は飛ばしてるように見えるのが嫌なんだよな。いや、一度だけ関西には来たのだけれど平日だった…行けるわけねぇ(苦笑)。今のところライブも東京でしかやらないみたいだし。