新境地開拓か? BERONICAイベント出演

「BERONICA」とは京橋にある大人のレストラン&バー。ハロプロワンダフルハーツ世代が「大人のレストラン&バー」店内でイベントを行うのは私の知る限り前例がないこと。しかも店舗の公式サイトを見ても、なんだかゴージャスで怪しげな店内風景で退いてしまいそうになったのだが、義務教育世代のメンバーを出演させるのだからいかがわしい店であるはずがない、それに常連さんも多数来るはずだから怖くない…と参加を決定。

とはいえさすがに一人でレストランに入るのは相当敷居が高いので、同じことを考えていたヲタの誘いに乗って一緒に参加させてもらうことに。これまでの数々のイベントでいつしか知り合いはできていたし、掲示板でもやり取りしているので不安はなかった。こうやって最初は知らぬ同士だったヲタの間に横のつながりが形成されていくんだな。

18:00の開店直前には既に20人以上の列が。そのほぼ100%がハロ関イベントの常連。BERONICAイベント常連の出演者によると「BERONICAにこんなにたくさん人がいるのは初めて見た」だそうで、ハロヲタのおかげで店内の雰囲気もいつもとはずいぶん変わってしまっていたよう。みんな場の空気を読んでそれなりの身なりで来店していたのに、やっぱり隠しきれないのか(笑)。

場所がレストランということでメインイベントが始まるまでは歓談しながら食事。場所を移さなくてもオフ会ができてしまう便利な仕様…というかこれはハロヲタ的にはカジュアルディナーショーそのものなのか。入場料は1000円で同席相手も食事も自分で選べるという違いはあるけれど。店内にはDJがいて雰囲気作りのためのBGMが流されている。低音がよく効いていて良い感じだった。

19:30頃、店内が少し暗くなってメインイベントスタート。出演順はYUKIEさん、青島昌代さん、ハロプロ関西、三玲さん。全員女性だけれどハロプロ関西以外は「雪の華」のカバーなど、ゆったりとしたバラードのみという内容で、わかってはいたけれどやっぱり完全にハロプロ関西は浮いてる。或いはこの場所にあわせてハロプロ関西も新境地を開くバラードに挑戦するのか? そのことがこのレポにもっとも期待されている核心なのだろうが…結論から言うと普段どおりだった。

青島さんの素晴らしいバラードの直後にすぐハロ関が登場していたらメンバーにとってやりにくさがあったかもしれないが、20分の小休止(「ごはん食え」タイムw)が取られたので気分を変えることができた…変えすぎかもしれないが(笑)。*1 気になるセットリストは初披露を含む4曲。

1. 大阪 恋の歌
2. 卒業(斉藤由貴)/中山菜々・須磨愛
3. 冬のオペラグラス(新田恵利)/岩嶋雅奈未・阿部麻美
4. SEXY BOY〜そよ風に寄り添って

昔のアイドルの曲を歌わせていただきます…で披露された2曲とも、メンバーの年齢ではオリジナルは知らないはずだが、マネージャーが選んできたのかな。ともかくこの選曲眼は素晴らしすぎる。「卒業」を歌ってくれたのは本当にもうすぐ中学を卒業するヤングチーム。特に菜々ちゃんは今日が受験直後! 気になる結果は…「微妙」だとか。でも、次のイベントでは「きっと合格の報告をしますのでみなさん来てください」と。続いてオールドチームが歌った「冬のオペラグラス」は振り付けまで同じ…ビデオを見て練習したのかな。よくそんなビデオがあったな(笑)。

こういう選曲だと、ハロプロ関西の今後の方向性については必ずしも「かっこいい系」で決めている訳ではなさそう。むしろ「かわいい系」寄りに振れているな。見た目は「かっこいい系」と思われそうな岩嶋ちゃんも実はMCで「大阪で珍しく雪が積もったので思わず雪だるま作ってしまいました」なんていうエピソードを披露してしまうかわいいキャラだったりするからな。

最後はまさかのセクシーうぇうぇ。もうここが「大人のレストラン」だなんてこと関係ない感じで振り真似&コールが炸裂。いいのかなぁ…いいんだよな。

どういった経緯でこのイベントにブッキングできたのかは謎のままだけれど、「他の出演者の時もちゃんと聴くし盛り上げる」というハロヲタのいいところが今日も共演者に好印象を与えたみたいなので、もしかしたら2度3度呼ばれることになるかも。

*1:この出演順のせいでファンの女子高校生二人がハロ関の出番を待てずに店を出てしまったのは気の毒だったかな。門限とかあったのかな。