阿久悠物語 (その2)

ASAYANで誕生したモーニング娘。、その後輩の℃-uteのメンバー(キャナのおがまなも出てた)が、スタ誕の時代にタイムスリップ・・・っていうのが面白かった。

自分はスタ誕のあとの聖子明菜がリアルタイムの世代だから本当にその時代の空気感を知ってるわけではないけれど、森昌子桜田淳子山口百恵ピンクレディーの曲はもちろん知ってるから楽しめた。「せんせい」も好きやった、時間ができたらTSUTAYAレンタル決定やな。

ホント、もうあの時代は帰ってこないんだろうかねぇ。ハロプロ全盛期の空気は、楽曲はJ-POPスタイルになってしまったとはいえ、かなりこの時代に迫るものがあったかなとは思ってるけど。

シンガーソングライターの作品は基本的に私小説になってしまうので、同世代には熱狂的なファンができるかもしれないけど、お茶の間受けは難しくなってしまう。ましてやお茶の間全体をリスナーとして考えて、世相を切り取って面白おかしく世に問おうなんていう作家はなかなかいませんからね。いたとしても、ロックやフォークではなくて歌謡曲のスタイルに昇華してしまう力量を持った人はそうそうは出てこないでしょう。それが出てくるには歌謡曲文化の断絶期間があまりに長すぎた。

それでももし…もし復興があるとしたら、発火点は演歌畑とかR35ブーム周辺とかからになるだろうな。年配の層が動くような形でないと歌謡曲型のヒットにはならないだろうなと。ジェロ・羞恥心・水谷豊…流れはキテるような気もする。でもまだ決定打は出てないし、歌番組(J-POP番組やお笑い番組ではない)が死んでるからなぁ。

それはさておき、何気に今日はこんこん以外の5期メンが同時テレビ出演してたんですよね・・・なんかすごいな。