着うた離れ加速、とか

http://japanimate.com/Entry/1390/

携帯電話に楽曲を丸ごと配信する「着うたフル」の伸びも鈍ってきた。
背景にはユーチューブやニコニコ動画など動画共有サイトの普及がある。
企業などによる販促用の音楽ビデオが無料で楽しめ着うたフルを買う必要性が薄れている。
「着うたフル」で1曲買うと300〜400円かかるのが一般的だが、CDレンタル店でアルバムを借りれば1泊2日で350円ほどで「レンタルのほうが得」と話す高校生がいる。
急速に広まった携帯の音楽配信利用は曲がり角を迎えている。

昨日(3/10 朝)の「めざましテレビ」でも取り上げられていた話題。
この統計からすると、レコチョクがCMを大量に流し始めた頃には既に人気は下降線に入っていたということになるなぁ。
「着うたは高い」とか「レンタルのほうがコストが安い」とか、私にしてみたら何を今さらって話ばかりなんだけど。むしろ機種変更で引き継げない着うたなんかをなんでこんなにたくさん買ってる人がいるんだろうと不思議に思ってた。

で、この手の話題で必ず出てくるのが「無料でコピーされているから」という論調。
案の定、今回もまたその傾向が。都合が悪くなると毎回お客さんを泥棒呼ばわりして、問題の本質と向きあおうとはしない。
そうじゃない。ちょうどこのエントリーの上に貼りつけているような粗製乱造じゃない「うた」を届けようとしているところには必ずそれに応じた成果がついてくるはず。ファッションとして製造されただけの「音」は早晩見放されて当然。

そうやって問題だ問題だと言いながら、大手ほどYouTubeでの無料視聴によるアピール効果に期待しているのが現状。それでいい。本当に欲しいものなら無料で済ませるってことはない。