13:13 東京駅到着。九段下へ。
九段下と押上(スカイツリー)は乗り換えなしで移動できるんですね…でも今回は諦め。
14:25 物販に並ぶ(購入完了まで約90分)。そこで、昨日加入したばかりの10期の生写真が速攻で販売されていることを初めて知る。その10期生写真は並んでいる間に、佐藤→飯窪→石田の順でどんどん売り切れていき、自分の番になった頃には工藤しか残っていなかった。工藤はすでに知られているから後回しにされたのかな? 完全な新メンバーでは佐藤優樹ちゃんが今のところ一番人気なのかな。
ちなみに、速攻で売り切れた10期速攻生写真は、ライブ終了後の物販では在庫が速攻で復活。
武道館正面に記念撮影スペースあり。各方面から送られてきた花束も陳列されている。
去年の亀JL卒紺に続いて、今回も速攻DVDあり。
ワニブックスの出張販売スペースに…怪盗レーニャの扇風機ちゃんが(写真では後ろ姿しか映ってません)。今日のハロショイベントでは、武道館の感想話もしたのかなぁ。
アリーナクラスになると一気にライトファン率が上がりますね。さらに女子率も高い。外人さんも多かった。
ということで前置きが長かったですが、卒紺の感想。
- 新曲の比率が非常に高かった。「愛ちゃんが卒業するから久しぶりに見に来た」というファンには不親切だったかも。でも発売直前のアルバムの曲は常連さんもこのツアーで初めて聴いているので条件はほとんど同じ。少しでも新しいモーニング娘。を見せたいんだろうなという意志を感じた。「いつもの曲」が聴きたいファンはドリ娘。紺にでも行ってください、と。非常に挑戦的だった。
- 初めてアリーナでの本格的なライブを経験する9期がとても楽しそう。「端から端までお客さんがいる!」って。そのお客さんを愛ちゃんがいなくなっても集められるようにするのがこれからの9期・10期の使命なんだよ。
- 10期。自己紹介で「ようこそライブハウス武道館へ!」と煽った飯窪さんなど、度胸があるなぁ。中でも最年少の新メンバー工藤がエッグでの経験があるとはいえ一番しっかりしている。期待できるかも。
- れいな&鞘師ちゃん&MC GAKIさんの話題の「シルバーの腕時計」が聴けた。春ツアーではダンスで観客をあっと言わせた鞘師ちゃんが、今ツアーでは歌唱でもあっと言わせてる。音程がちょっと甘いのはこれから修正していけばいい。エース後継者と周りから思われ、自分自身でもエースになることを宣言してるコだから、プレッシャーも相当あると思うけど、デビュー1年目だということを考えたらホントに驚異的な出来だった。今後にさらに期待がかかる。
- 6期のMCでさゆの毒舌がひときわ冴えわたる。「事務所的には10期を推したいから。ウチらの推され期間はもうとっくに終わってるんだよ。事務所は推してくれないから自分で這い上がって行かないといけないんだよ」。でも、これは単なる毒舌ではなくて事実。わざと自分を追い込んで発破をかけている。事務所よりもメンバーの方が現実見てるんだなと思った。
- 卒業セレモニー。昨日加入したばかりの10期メンバーもセレモニーに参加するのか…無視するのもおかしいし、当たり前といえば当たり前なんだろうけど。佐藤優樹ちゃんがほとんど何も言えないで泣き出してしまった。きっと頭の中真っ白になってしまったんだろうなぁ。そりゃそうだよなぁ…。
- セレモニーのみ光井愛佳も参加。療養期間は年内になっていたはずだけど、実際見た感じでは「これは来年も無理なのでは?」と思ってしまった。どうするんだろう…。
- さんまさんが客席に。最初のMCで愛ちゃんが「さんまさんが来てくれています」とバラし、カメラもさんまさんを抜く。ずっと「見に行く」詐欺を繰り返してたさんまさんが本当に客席に! ありがとうございます! そしてこれは、アンチが言うようなワイドショー対策ではないでしょう。そんなことができるような事務所だったら、もっと前からいろいろ仕掛けてたはず。
- ごっちんも客席に。自分の席からは「あそこかな?」ていうくらいで確信は持てなかったけれど。「いいとも!」で宣伝して見に来てくれたみたいで。なんでこういう義理堅いコ、実力もあるコが引退しないといけないのでしょう。
- 愛ちゃん。最後までカミカミで「自信持って夢を持って飛び立つから!」で歌詞も間違える。でも、タイトルの通りとても自信に満ちあふれたラストステージでした。10年でこんなに成長するんですね。モーニング娘。=メンバーを成長させる場所なんですね。逆に、愛ちゃんと比べたら自分は10年間一体何をしていたんだろう、と恥ずかしくなりました。
事務所が「革命元年」とかぶちあげてた年には、どこが革命?ということしか表面的には起きていなかったけれど、今年の娘。・ハロプロは本当に目に見えて激変してますね。だって、12人中8人が今年加入の新メンバーっていうメンバー構成、普通はありえませんよ。わずか1年で完全に別物ですよ。他所だったらまずこんなに激変したユニットは維持できない。他所では真似できないことをハロプロは今まで繰り返してきたけど、それもだんだん厳しくなってきた。
それでも愛ちゃんが「私がいるから変われない」って発言したというのが事実なら、この激変は必然だったのでしょう。そして最新の雑誌インタビューでは「マックス5万枚では意味が無い」と珍しく自己批判するつんくの発言も。成功体験から逃れることができなかった事務所がこれからどれだけ変われるか、ファンがどこまでそれを許容できるか、そして新しいファンがどれだけ集められるかに今後がかかっていますね。