2012/03/31 モーニング娘。コンサートツアー2012春〜ウルトラスマート〜@NHK大阪ホール

新垣里沙卒業ツアー初見。予備知識ゼロで参戦。
女子ヲタ率の増加傾向を今日も実感。最近、前後左右すべておっさんヲタに囲まれる…ということが本当に少なくなった。今日は自分の前の席が女子連番、横も女子連番だった。
今日はまさかの前座ぁりだった。しかも演歌。しかも演歌なのにカレンじゃない。←
じゃあ誰なのか… 岩手県宮古市出身19歳、2010年日本カラオケスタジオ大賞グランプリ受賞者の「みやさと奏(かな)」という子だった。当然、勝手に愛称が「(演歌の)かななん」に決められてしまうことに。東日本大震災被災地でつんくさんと出会った縁で、今回の前座興行が決まったとのことだけど、ほんまめちゃくちゃなブッキングをするなぁ。でもそういうジャンルに無節操なところに関しては糞事務所およびつんくさんを支持します。ハロプロ自体、当初から演歌をも丸飲みしてきた歴史があるし、どこでどんな出会いがあるかもわからないから。デビューシングルの予約まではしてないですが握手会には参加してきました。

話を娘。コンに戻して。
いわゆる「辛気臭い曲」がほぼ一掃され、溌剌さ・フレッシュさを感じるセットリストになっていたことが前回公演と比べて特筆すべき変化だった。ほぼガキさんのために存在するような「How Do You Like Japan?」に代表される「気張る曲」はまだ残ってるけど、もしかしたらそれも秋ツアーでは一掃されるのかも。たぶんこれは意識的にやってますよね。
以下、ネタバレ注意。MC書き起こしは他のところでされていると思うのでそれ以外の雑感を中心に。














メインボーカルは田中れいな新垣里沙・そして9期から鞘師里保。最初から次期メインボーカルに据えることを前提で採用されたとしか思えない鞘師ちゃんが今受けている重圧はヲタの想像以上だと思うけれど、それを一切感じさせず、むしろ楽しんでいるように見えるし、ちゃんと結果も出している。ホント、いい娘が入ってくれたなぁと思う。ただ、そんな鞘師ちゃんにも当然ながら苦手分野はあるみたいで、「涙が止まらない放課後」を9期だけで歌った時の鞘師ちゃんは、音程は合ってるんだけどなんとなくしっくり来ないところがあった(歌が下手な子が歌わないと映えない曲…ということではないと思うので、きっと感情表現の問題かなと思います)。
「女子校花道」では10期の小学生メンバー工藤遥佐藤優樹がランドセルをしょいながら歌う。ただし「4月から中学生になる」ということで歌い終わりにランドセルをステージに残しお辞儀して立ち去る、残りのメンバーはそれを祝福する、スクリーンには「祝・小学校卒業」の文字が映し出されるという微笑ましい演出があった*1。ところで、ハロプロ的にはランドセル姿でステージに立った前例として熊井ちゃんがいるのだけど、確か熊井ちゃんのときはランドセル姿をグッズにして売るまでしてたような記憶が。今回もランドセル姿の写真は販売される(もしくは既に販売されている)のかな? そして、4/1以降、工藤・佐藤の二人にはどんな演出がされるのかも気になる。
女子かしまし物語」は2012春バージョンの歌詞に更新され、ついにハロヲタハロメンというヲタ由来のワードが公然と歌詞や台詞に使用されるまでになった。ちなみにハロヲタというワードは譜久村聖ちゃんの、ハロメンというワードは佐藤優樹ちゃんのところで登場する。
ガキさんのソロ曲「笑顔に涙」(松浦亜弥のカバー)でスクリーンにMVの一部が映し出され、客はもちろん、生田えりぽんが号泣するなど、騒然となる。このMVはいつ販売されるのかなぁ。まさか…プッチベストDVD?
光井愛佳はこの春ツアーには出演しているけれど、ほとんどの曲を欠席している。出演している曲でも光井だけ振り付けが簡素化されている。これはもう足が完治してもそのままになるような気がする。
物販商品をメンバーがジャパネットたかたみたいに宣伝しているビデオが上映されていたけれど、ゆっくり見ている時間がなかった。ビデオに出演していたのはハロヲタ譜久村みずぽん&アイドルヲタ生田えりぽん、たまに鞘師りほりほ。ホール内で開演前VTRとして上映されているものは恐らく短縮バージョンで、物販スペースで上映されているものがロングバージョン。このビデオはライブ会場内だけで上映するのではなくYouTubeにアップすべきではないかと思う。


とりあえず、以上。思いついたら追記するかも。

*1:山口百恵にとってのマイク、光GENJIにとってのローラースケートと同じ演出