Windows10にアップグレードして以降、外付けHDDのファイルシステムが破壊される現象が頻発。事前に調べて知っていたのにもかかわらずどうして回避できなかったのか。
Windows10にアップグレードすると、頼みもしないのに「高速スタートアップ」が勝手に有効にされ、NTFSのバージョンも勝手に更新されてしまうことが原因だった(高速スタートアップを有効化する操作をしていないから大丈夫と思っていたのに!)。
そんなこととは思いもしないから、新品の外付けHDD 3TB(HDD-A)をUSB 3.0ポートに接続してNTFSフォーマット。フォルダをいくつか作成後にシャットダウンしてHDD-Aを取り外し、別のポートに付け替えて起動しなおしただけで先ほど作成したフォルダへのアクセスがロックされてしまう現象が発生。しかもしばらくすると勝手に該当のフォルダが削除されてしまう。
不審に思ったけれど自動でファイルシステムが復旧されたのでしばらく使用し続けたあとPCをリブート。すると、また、直前までにHDD-Aに追加作成したすべてのファイルにアクセスできなくなってしまっている。しかもHDD-Aを手動で取り外すこともできない(使用しているプロセスがあります、というダイアログが表示されるが、Process Explorerを使用しても該当するプロセスが見つからない)。この時点で「高速スタートアップ」の罠に気づき、無効化。そしてHDDが取り外せないのでしかたなく、「ディスク管理」ツールを使ってHDD-Aをオフラインにして取り外し、リブート。
このあとHDD-Aをマウントすると、NTFSパーティションを認識しなくなってしまった。高速スタートアップを無効にしたのに。Windows7との共用を一度もしていないHDDだったのに。
その後、いろいろ調べて、内蔵HDD・外付けHDDともにNTFSのバージョンをWindows7以前と互換性のあるLFS 1.1に固定化するようにしたけれど、いまだにリブートするたびにファイルシステムが破壊されるのではないかという不安は消えないまま。