Me-llboard Weekly Chart (2021/06/20)

ランキング更新。

ここ数週は新曲の初登場が少な目だったのですが、今週のタイミングである程度溜まっていた評価したい新曲が一気にランクインしています。

 

  順位 前週 タイトル アーティスト Peak WoC
1 1 Pale Blue 米津玄師 1 3
2 4 good 4 u Olivia Rodrigo 2 4
3 12 Purple woo!ah! 3 4
  4 2 怪盗 back number 1 4
  5 3 カタワレ 佐藤千亜妃 1 9
6 25 Alcohol-Free TWICE 6 2
  7 5 もう少しだけ YOASOBI 5 6
8 11 君しか勝たん 日向坂46 8 4
  9 7 Ado 3 6
  10 6 きらり 藤井風 1 7
  11 8 YOKAZE 変態紳士クラブ 8 5
  12 9 愛を知るまでは あいみょん 6 7
13 20 Build a Bitch Bella Poarch 13 2
14 NEW Magic Touch King & Prince 14 1
  15 10 INVISIBLE Duran Duran 10 4
  16 16 はっきりしようぜ アンジュルム 16 3
  17 13 分かってないよ WurtS 13 5
18 NEW Todo De Ti Rauw Alejandro 18 1
  19 18 きみとなら B’z 18 3
20 NEW Pareja Del Año (part. Myke Towers) Sebastian Yatra 20 1
21 27 deja vu Olivia Rodrigo 9 12
  22 17 Kiss Me More (feat. SZA) Doja Cat 2 10
23 NEW スチャやんとネバやん スチャとネバヤン 23 1
  24 15 Kura Kura TWICE 5 8
  25 14 Insomnia YUKIKA 7 11
26 34 面影・未練橋 望月琉叶 26 2
  27 21 Black Hole Griff 4 9
  28 22 WITHOUT YOU (with Miley Cyrus) The Kid LAROI 10 8
29 NEW 後付 小林私 29 1
  30 28 不思議 星野源 5 7
31 40 Levitating (feat. DaBaby) Dua Lipa 10 17
  32 24 Presense I (feat. KID FRESINO) STUTS & 松たか子 with 3exes 8 9
33 NEW PINK BLOOD 宇多田ヒカル 33 1
  34 26 Save Your Tears (with Ariana Grande) (Remix) The Weeknd 19 7
  35 23 sha・la・la・la 宮本浩次 23 5
36 NEW 天使 adieu 36 1
  37 19 エル・フエゴ(ザ・炎) 小沢健二 10 9
  38 36 Good Without Mimi Webb 17 9
  39 39 スマイルフラワー TUBE 39 2
40 NEW ASAP STAYC 40 1
41 RE Take a picture NiziU 4 10
  42 29 1995 平井堅 3 7
  43 30 泣いちゃう 小沢健二 30 3
  44 31 Beautiful Mistakes (feat. Megan Thee Stallion) Maroon 5 4 8
  45 32 Peaches (feat. Daniel Caesar & Giveon) Justin Bieber 1 12
46 NEW バードマン SEKAI NO OWARI 46 1
  47 35 Cry Baby Official髭男dism 22 7
  48 37 Bad Girl Daya 16 7
  49 38 I’m not Pretty JESSIA 27 7
  50 41 telepatia Kali Uchis 31

6

 

今週も1位は米津玄師「Pale Blue」。これだけの味わい深い濃厚なラブソング、さぞかしラジオ各局でも米津さんが無双しているかと思ったけれど、「感電」をHOT100初登場1位にするほど前のめりなFM802でさえ意外とそうではなかったのが驚き。「Butter」が落ち着いてかつ「Pale Blue」のCDがリリースされその結果が出るまではピークは訪れないということか。

2位と21位にはオリビアロドリゴ。「drivers license」を含むシングル3曲が出そろって初めて彼女のアーティストイメージが像として結ばれた感じなので、旧譜も聴きなおしたくなります。

3位は先週12位から一気にランクアップし、前作「I Don't Miss U」の最高位10位を大幅更新したwoo!ah!。YouTubeでは5月末から聴けていましたが、6/15以降やっと日本の各種サブスクでも音源が解禁されました。なぜこれほどまでにwoo!ah!のサウンドに魅かれるのか、自分自身では言語化できずにいましたが、 それを補完してくれたのが以下の配信。

 

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たまたま見つけたものだけをつまみ聴きしているだけの私とは違い、隅から隅までK-POPをしゃぶりつくしている彼らが目下woo!ah!を一押しにしているその理由はルックスと歪んだ低音サウンドのギャップの面白さと、へんてこな楽曲構成なのに最後まで聞かせてしまう楽曲制作陣の才能が理由のようです。へんてこな楽曲はハロプロつんく楽曲で慣れているし、そう言われてみればモーニング娘。'21の新作アルバムのサウンドともかなり似ている気がしてきました。

 

K-POPつながりでは6位にTWICEのグローバル向けの新曲が上昇。この曲がTWICEらしくないということで評価が真っ二つに割れていて、↑のネット配信でも最低評価をつけていましたが、ここに関してはしっかり反論を提示しているこちらのREACTION動画の方を私は支持したいです。不動の地位を築いたからこそラテン方向に冒険ができるのだし、何よりも目も耳も癒されたという事実を大切にしたいです。

 

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「君しか勝たん」は8位まで上昇。さすがにこのあたりが上限になりそうですが、この曲のメロディラインは本当に好みでした。これは完全に不意打ちされました。

 

初登場組のトップは、本チャートへも初登場となったKing &  Princeの全編英語曲「Magic Touch」。ベストアルバム中の一曲でしかなかったSexy Zoneの時と違ってシングル表題曲を全編英語にしたのはかなり攻めていると思うのですが、セクゾの時ほどにはサブスク待望論が巻き起こらなかったことは残念ではありました。でも本チャートではセクゾをランクインさせたので、リリース週からはだいぶ遅れましたがこの曲もちゃんと評価しておきたいです。

 

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18位と20位はラテンポップ発で米ビルボードも上位に入った2曲が、これも満を持してのランクイン。最新チャートではこれらに加えてBad Bunnyの新曲「Yonaguni」に日本語の歌詞があることで話題になっています。アジアの歌手でなくて日本語が含まれる曲が米ビルボードでTOP10入りするのはかなり珍しいと思います。

 

40位のSTAYCはおそらくwoo!ah!関連でYouTubeがレコメンドしてきた曲。レコメンドされたのは一か月以上前だったと思いますが、徐々に評価すべきという気持ちが芽生えてきての初ランクインとなりました。STAYCにも「ニュートロ」というキーワードが関連付けられているのかどうかはわかりませんが、80年代洋楽のエッセンスが組み込まれているのが気に入った理由です。これほどうまく取り入れてマニアックでなく一般人気を獲得している例はなかなか日本では見つけられないです。

 

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41位にNiziUがre-entryしているのは、「Take a picture」MV 6000万再生記念でリレーダンス動画が公開されたためです。

 

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