まぁ、昨日中にフラゲ済ではあったのだけど。
これまでと比較してボーカルに強さを感じる作品。ライブでのお披露目前にもう楽曲が完成の域に達しているかのような。まぁ、私がそう感じただけなので異論は認めますが。
マンパワーっぽいテクノな1曲目、ベリキューというよりもキャナァーリ倶楽部っぽい*13曲目、台詞の入り方とかがTHEポッシボーっぽい4曲目、さゆの声がボコーダー加工されてしまった6曲目、「大阪ストラット」の娘。版のような9曲目、壮大なバラードの10曲目…といろんな曲が詰まっている。ラスト12曲目にはボーナストラックのような位置づけで「雨降ら」の中国語バージョンを配置。
特に4曲目「涙ッチ」と10曲目「Loving you forever」が良かった。
逆に、楽曲面で満足とはいかなかったのが7曲目あたり。歌唱自体にはどうこうないのだけど、つんくのR&B解釈が7AIRとかプリプリピンクとかやってた当時から進化せずに止まってしまっているような気がして物足りない。あとはブックレットのビジュアルイメージも物足りない。いつも通りの出来といえばそうなんだけど…。
亀はん並にテキトーすぎるけど、洗練された21世紀のサウンドならBuono!、J-POPだけど、ぬぐい去れない昭和の香りが残るサウンドならモーニング娘。なのかな、どちらがいい悪いじゃなくて。
*1:実際キャナにも「ピカピカ！」という曲がある
