長渕剛LIVE2005 -YAMATO- 大阪公演 (ネタバレあるかも)

基本がハロプロネタでやってる日記なので、剛ネタの需要はほとんどないと思うけど、書くと検索で飛んでくる方もいるようなので気にせず書く。
まずファン層に驚いた。今回、下手したら客の4割弱が女性客だったかもしれない。自分の席の周囲は女性だらけだった。年齢層も上はじいちゃんばあちゃんから下は家族連れの子供までを相手にしてた。すごい。
さて私は今回、ネタバレ一切なしの状態で2日目の今日の公演に参加(アリーナだけど後ろから2列目)。結論から言ってしまうと、最高に素晴らしかった! 2002年の横浜スタジアム公演からバンドメンバーにサックス・女性コーラスが追加されたのを機に、表現できる音楽の幅が格段に拡がったことが今ツアーにもプラスに働いている。剛のパブリックイメージはギター弾き語りしかないかもしれないけど、実際はゴスペル調あり、ジャズィなピアノアレンジあり、そしてAORサウンドまであり、と盛りだくさん(もちろんすべて生演奏)で本当に楽しめる。
過去リリース曲を大胆にアレンジしなおしてしまうのは剛ライブでは定番化しているけれど、「僕のギターにはいつもHeavy Gauge」はオリジナルとあまりにも違いすぎて退いてるファンがたくさんいた。後でネタバレありの掲示板を覗いてみるとやはりこの曲がいちばん賛否が大きく分かれてた。剛が何をしたいのかはわかるのだけど、まずアレンジありきで、字余りの歌詞を無理やり(歌詞カードを読みながら)詰め込んでいるように聞こえてしまうのが私も不満だった。アレンジどころかメロディまで完全に変えてしまってる曲は他にもあったけれど、歌に心が入ってるのが伝わってくる曲では、退いてるファンはほとんどいなかった(「LICENSE」など)。単純にアレンジが変わってることが嫌なのではなくて、歌詞が棒読みになるのが嫌だというファン心理がよくわかった。

MCでは「オレンジレンジSMAPEXILEと勝負してるんだぞ」という発言と、桑田(サザン)批判発言が面白かった。特に桑田に関しては相変わらずあの一件を根に持ってるようで。才能だけは認めてるみたいだけど「軽い歌ばかりなのが嫌だ」と。わかるわかる(笑)。特にボーボの歌は酷かったなぁ。

終盤では最新シングルの「YAMATO」「CLOSE YOUR EYES」での力強い歌唱(CD音源もそうだったけど、高い音もしっかり出てる)にみんな聴き入ってた。そして感動のあまり、ラスト曲だと言っていたのに誰も帰らない状態に。それを見て満足げに「予定にない曲、やるよ」と追加で2曲やってくれた。こんなのはカラオケコンでは絶対にできない芸当だ(笑)。
今日はライブでは初めて「いのち」「PLEASE AGAIN」が聞けたのがうれしかった。反面、「勇次」も「巡恋歌」もなかったのは意外だったけど、あとで調べたら「勇次」は昨日の公演で「予定にない曲」としてやってたらしい・・・しかも「夕焼けの歌」まで。しくじった(苦笑)。