取り急ぎ、スポフェスのラビッツについて。

スポフェスは今回も概ね楽しめたのだが、ひとつだけどうにも我慢できなかったのがキックベース。ファンが集まった会場を凍りつかせるなんてどんな演目だよ・・・。大量に点を取られたからつまらなかったとかじゃなくて、メンバーがルールをロクに覚えていないのが丸わかりだったのがつまらなかった。こっちは草野球見に来てるんじゃないんだから、ルールくらいちゃんと覚えとけっていいたい。たとえ本業じゃない取り組みであろうがプロである以上、急にやることになったからとか時間がなかったとか、一切の言い訳は通用しない。通常は演目中に席を立つことはないのだけれど、これだけは我慢できなかった・・・。で、席を離れたらやっと3点入れたのだけれど、そのシーンはすべて見逃す結果になってしまい、なんともいえない気分。

ハロプロが本業以外にスポーツ種目に手を出すことについては、ガッタスが一定の成果を出した今でも否定派が多く、その否定派の中には「勝負事として真剣にやりすぎてて面白くない、和気藹々とやっててほしい」という意見が含まれるのだけれど、ラビッツは真剣でも和気藹々でもどちらでもなかったし、あの試合を見て「キックベースって面白そう・・・」と思わせる目的も果たせていなかった。ちなみに私個人の意見としては、素人が真剣に取り組まずにスポーツの面白さを伝えることは不可能だと思う。まして和気藹々とやっているように魅せる境地に達するには、その競技を完全にマスターしていないと不可能だと思う。

次があるのかどうかわからないけれど、キックベースの面白さを広めるつもりがないのであればただの恥なので、絶対にやらないでもらいたい。重さんにラビッツピースと言わせるだけのためなどというのはもってのほかだ(かわいかったけど)。
ていうか、あの状況でメンバーが「自分は今滑って滑って滑り倒している極寒の状況だ」ということを認識していないはずはないと思うのだが。なんで滑っているのかまではわかっていないかもしれないけれど。