今期のいちばんの楽しみが、とうとう終わってしまった・・・
自分と阿部寛の違いは、近くに夏川結衣サマがいないことかな。
最初から"この二人"がくっつくなということが誰でもわかるような脚本になっていたのだが、最終回をどう締め括るのかと思っていたら、二人が国仲涼子に「私の家で痴話ゲンカしないで」と核心を突かれたところから急展開。そして国仲に本心を見抜かれてしまった夏川さんが女の一大決心で「あなたに家を建ててもらおうかな」「あなたとキャッチボールがしたいです」と先にプロポーズ。これまた阿部寛はのらりくらりとはぐらかしてしまうのかと思いきや、真剣に家のデザインを考えたあげくに、「自分の住む家は設計できない」とこれまた不器用なプロポーズ・・・と思いきや、「設計できなかったから結婚できないワケだが」と、とことん憎まれ口をたたき続ける。これに参って夏川は、ついに恋の病でダウン。これ、ダウンさせることまで計算のうちだったら本当に阿部寛は天才だな。
そして最後の最後がまた奮ってる。ばったり鉢合わせた夏川に阿部が「圧力鍋は持っているのか、ウチにあるぞ」と来た。実は家の図面ができあがっているのにそれは言わないところがいい。
夏川「どうしても、っていうのなら、いいですよ」
阿部「来てください。どうしても」
くぅ〜〜〜!!!! ここは他人を絶対に家に入れないという阿部の信条が伏線になってる。国仲の飼い犬KENと夏川だけがそれを突破してた。
そして・・・金魚も二匹になってる！！(ドラマの前半で金魚が一匹なことについて触れてたのが見事に伏線になってる) いや、すばらしい。もういちど一話から見直したいくらいだけど、手元には五話からしかない。阿部寛のオシリは録ってない(^^;
キャスティングもすばらしい(犬も含めて)し脚本もすばらしい。最後までキスひとつ出てこない恋愛ドラマもちゃんと成立するというのがよかった。
これは続編ありそう。
