「愛の第6感」感想

小粒ながらバラエティに富んだ一枚。ただし、統一感がないとも言える。
「春の歌」「声」が秀逸だと感じた私は古参ヲタ認定? いや、実際に古参ヲタなのだが。特に「春の歌」はタンポポの新曲として聞ける(メンバーもタンポポ率75%だし)。
「すき焼き」の元ネタは喜納昌吉ハイサイおじさん」、「直感〜時として恋は〜」の元ネタは一世風靡セピア「前略、道の上より」、「独占欲」の元ネタはDA PUMPの何か。実はこのアルバムが出るまでずっと、H.P.オールスターズCDの3曲目の方のタイトルが「独占欲」だと勘違いしてた。
「レモン色のミルクティー」は一瞬アニソンかと思った。春のツアーで絶対やってくれそう。かわいい路線なら「涙とま」ではなくこちらがシングルでも良かったのに(初期あややっぽいけど)。

ミュージカル2曲のような大きなテーマを大合唱するタイプの曲はモーニング娘。にぴったりはまっていると再確認。中期以降のSPEEDもそうだったけれど、国民的という冠がついたグループは、期待に応えるべくそういう曲を出さないといけないみたい(笑)。
女子かしまし物語2」は、「あやや入れてよあやや」という台詞を言っているのが誰かわからない。文脈上、こんこんではないのは間違いないのだが。つんく♂、これまでにも増してハリキリすぎ、ダンスマンの声真似までやってるし。

全曲通していちばん耳に残るのはやっぱり、「すき焼き」かなぁ。
あと、一曲目は「浪漫」の方が良かったのではと。シングルでも受けがいまいちだった「涙とま」を1曲目に持ってくるのは強気すぎ。それとも、しばらく娘。はこの路線で行くという表明なのか?(正直しんどいと思うけど)

なお、夏秋ライブとゴロッキーズEXTRAのDVDはamazon購入のため、まだ手元に届いておりません。

パート割は紺バージョンさんが作成されていますので参考にさせていただきましょう。