第2回女子フットサルフジテレビ739カップ

さすがに210分は長すぎるので、ガッタス中心に見たのだが、試合のたびにレベルがどんどん上がっていてびっくりした。新参のdreamなどはゴールにも近寄らせない。ただ、やはり宿敵カレッツァが相手になると簡単に勝利を収めるというわけにはいかず、2大会連続で同点に終わる結果に。ただ、カレッツァに得点を奪われてもすぐに奪回するさまにはただならぬ気迫を感じた。控えていた辻ちゃんは腰を抜かして涙ぐんでるし。

そしてPK戦が確定した直後に是永があまりのプレッシャーに負けて崩れ落ちる。是永をいたわる他メン。「まだ終わってない」と檄を飛ばすキャプテン吉澤。そして対するカレッツァのメンバーの表情からは、フットサル競技を超えた女の戦いになっているんじゃないかという情念すら感じた。半端なスポ根ドラマを完全に凌駕してる。CS限定なのがもったいない。
そんな異様な緊張の中、自ら手を挙げて最後のPK戦を制したみうなの強心臓振りには本当に感動した。その豪快なプレイを、本業のハロプロのステージでももっと見せて欲しいと思った。

最後に、印象に残った発言を3点ほど。
一つはガッタスのウォーミングアップを見ていたHORIDASHIMONOコーチの山崎裕太さんが「いつもテレビで笑顔振りまいているモー娘。じゃないもん、ありえないありえない」と試合前にグチをこぼしていたところ。「ガッタスと試合が出来ることが目標」って言われた!
二つ目はカレッツァ野田社長が直々にガッタス吉澤に接触してくるという異例の出来事。
最後は、全試合終了後の野田社長の発言。「タレントが冗談でやっているのではないということを良く見て欲しい」いやまさしくその通り。野田社長のファンになってしまいそう(笑)。