ハロ☆プロアワード'09

あっきゃん・ごとぅーも見に来てたんやね。ブログの感じだと完全に一般人として来たのかな、エッグ仲間との面会とかできたのかなぁ。

まず驚いたのは相変わらずのグッズ購入列の果てしない長さ。普通は2日目ならグッズ列は収束してるはずなのに、場外販売の列に並んでいても明らかに開演までに間に合わなさそうな状態。通常ならいつでもいいや、となる(そして醒めて買わなくなるパターン)のだけど今回はできれば昼公演開始前までにアイスクリー娘。のCDは確保しておきたかったので焦った。それで場内販売に賭ける事にして入場列の側に並び直したのだけど結果的にはそれが正解だった。といってもブツが買えたのは開演わずか数分前。なので新横出たときを最後に一度もトイレに行けないままライブ突入。きっついわ…。アリーナ公演になると殆どが並んでる時間でつぶされるのでホントにきつい。しかもこの日の公演は2時間40分以上の長丁場だった。座席は昼がスタンド後ろから2列目、夜はスタンド最後列…オペラグラス使っても遠すぎ。全員同じ衣装で出てくるエッグなんて判別不可能。それでもまだバックステージよりはマシだったと思うしかない。

セットリストは、特にエルダーに関して「最後やしやりたい放題」みたいな印象。卒コンで見納めになってるはずの5期「好きな先輩」の再演なんか反則やろって思うし。でも歌われると絶対に巻き戻せるはずのない時間が脳内では戻ってしまう。それでも辻の「じゃんけんぴょん!も踊れる」発言はNGワードだったようで…。
コールの「型」が完全に固まってる曲の一体感は何年経っても相変わらず凄まじいものが。"史上最大"の「ロマモー」のオシオキを筆頭に*1、「愛の園」のま・こ・と!、「雨晴れ」「モーコー」のなっちコール、「悔し涙」のゆーうこ!コールなど。「好きな先輩」イントロのじゃんけんぽん!なんか完全に忘れてた。いずれもヲタ卒した連中が率先してやってるはずなので、ハロコン=ヲタ同窓会説も納得。

アイスクリー娘。はライブ中盤にスペシャルゲストとして登場。デビュー曲をフルコーラスで歌い、さらに通訳(ジュンジュン、リンリン)同伴での立ちトークも時間をたっぷり取ってた。さすが事務所肝いりのプロジェクト、SI☆NAとはまったく扱いが違うなぁ。昼公演では台本通りの進行で日本語も無難にこなしていたが、夜公演では誰かさんがピコーンしたせいかライブ直前で急遽トーク内容が台本にないものに変更されてしまったらしく、全員日本語につまずいてしまった。なんとか喋り切ったコについても何をしゃべったのか解読不可能な状態。でも、このほうがヲタ心をくすぐるってことを仕掛け人はわかってたのかな。それと、ジュンリンが最初からそこそこ喋れたというのは実はとてつもないことだったということがこれでわかった。考えてみれば日本人で日本語以外の外国語(英語に限らず)がペラペラな人だってかなり限られるし。

アイス終わりでまことが今年は韓国でもオーディションをすることが決定していることを発表。韓国語は誰が通訳するのかな? ここでガキさんが「私にまかせてください」と言えれば素敵だけど、そこまでの計算はできてないだろうなぁ。

夜公演ではエルダークラブハロプロ卒業セレモニーが*2。送辞は℃-uteから矢島、Berryz工房から清水、モーニング娘。から高橋。答辞はOGから中澤・安倍、メロンから斉藤、松浦から松浦。丸写しでないので言葉が変わってしまうことは許してもらったうえで非常に大雑把にまとめてしまうと、矢島・清水は「TVで見てた先輩のみなさんとハロコンで一緒になったときは、先輩と接するひとつひとつで大騒ぎしてた」という微笑ましいエピソードを披露し、「これからも目標とさせてください」で〆。そして、こういう場で喋らせるのが非常に不安になってしまう高橋は…「先輩の残してきたものの偉大さを痛感し続けている」「でもこれからは私たちがハロプロの歴史を塗り替えていきます」(気合はいいけどくれぐれも悪い記録で塗り替えないで…)「ハロプロ永遠なれ」(長嶋?w)「つんくさんのことだからまたきっと合同コンやるやよ」(ぶっちゃけすぎだろw)。「永遠なれ」ってエルダー側が言うならわかるんだけど残る側が言ってどうするんだと思ってしまった。そして答辞は4人同時にユニゾンで読み上げ。これは正直醒めた。どうやら言うことを誰かに統制されてるらしいぞってのも感じたし、一人ずつやれないのはアイスで時間使いすぎたからだろって言われても仕方ないレベル。いろいろあるけど肝心要のここが一番消化不良だった。

アワードという面で言うと、つんく氏の妙なこだわりが見られたのが最後の二つの賞。

なんかグットきてるで賞  光井愛佳
ピリッとええ感じで賞   新垣里沙/熊井友理奈
             /菅谷梨沙子/萩原舞/中島早貴

つんく氏の中では小春<光井なんだろうなぁと。ヲタの中で光井がどちらかというと不評なのはどう感じているのかな。あるいはこの賞はその不評に対するつんく氏の意地なのかな。

その他。
後藤真希から御花(石黒彩からの御花は気付かず)。毎日新聞の記事の写真集にも収録されてるけど、目撃記録がないのでハロコンに送ってきたのはおそらくこれが初めてのはず…何故?

夜公演でセレモニーに参加しなかった里田まい、昼公演での卒業コメントを求められ涙。ここで里田が泣くというのは意外だと思ったけれど、実際、かなりの苦労人だしカントリー娘。でも何度も別れを経験してきてるし。見た目では判断できないハロプロ愛があるんだなぁ。ヘキサゴンでのブレイクがバブルだということを本人自身が一番わかってるのかも。ヘキサゴンで売れても、やっぱり帰る場所はハロプロだったんだなぁ。

娘。トーク時の高橋愛の所信表明が"3S"。Sing・Show・Smileの3つで非常によく出来てるなと思ったけど、これ考えたのホントは誰なんだろうなぁ。てか、3Sなんていうから一瞬Screen・Sports…の方を連想してしまったよ…ありえないのに(3つ目が気になる人は自分で調べて下さい)。

アイス握手会は目測で100人以上参加してたかな…思ったより多かった。本気でハマっているのはまだこの中のごく少数だろうけど。自分も「滅多にない機会だし」というレベルだったので。見た目が一番日本人に近いシェンシェンが初心者向きなのかな。

*1:内容はともかくも完全にマッシュアップ作品・歌詞の一部と化してしまってる。ハピスタや他の地下現場にまで一般常識として普及してしまってる。

*2:サイリウム企画あったはずなのに破綻してたなぁ…結果的にはそういうのなくて良かったと思ったけれど