ココナッツJr.「明日のために2009」(えりち卒業公演)

徳島在住女子中高生9人組 ココナッツJr.の定期発表会「明日のために」の第5回が、大学進学の決まった鎌田江梨ちゃん(えりち)のココナッツJr.卒業公演を兼ねて4/4開催。レポートを書いているのは4/5夜ですが、わかりやすさのために4/4の記事とします。


ポスターには9人映っていますが、当日は体調不良のため1名(ともっち)、無念の欠席。

ココナッツJr.内ユニットで5/17に大阪にやってくる(何度目になるのだろう)コニーズ。結成当時は小学生だったのに、二人とも4月から高校1年…時の流れは早いものです。それはピアノ(鎌田祐衣=ゆいぴょん)、ボーカル&ハモニカ(田所幹葉=きは)でバラードを歌うようにもなるわけですよね。

ただ、さすがに大阪にはピアノは持ち込めませんので、5/17はピアニカでいつものアレな感じになるのかな。


そして今回いちばん驚いたのは、くるみっきーの二人(写真右:今川久瑠美・写真左:山田美槻)があの「世界は僕らを待っている」*1を振りつきで歌ったこと。それもお客さんに振り真似もお願いしてノリノリのライブ風味で。

振付け曲はあっても基本的に「静」のイメージの強いココナッツJr.ですが、新世代のメンバーはどんどん新たにやりたいことにチャレンジしていって欲しいです。さすがに4/4の会場の雰囲気ではMIXは発動しませんでしたが、もし大阪にくるみっきーの二人も来ることができるなら、この曲は最大の歓待で迎えられること間違いないでしょう!
それにしても、カラオケがあるということは二人のどっちかがCDを持っているということなんですかね。このCDは私も持ってますが、徳島からでは通販でしか買えない代物です。



そしてライブの終盤には、非常に小さいですが↑のシーンでドラム演奏中のえりちの卒業式も。ココナッツJr.はその時々のメンバーに合わせて活動形態を変化させながら、現在は「徳島のSWING GIRLS」のようになりましたが、そのきっかけを与えたのは間違いなくえりち、ゆいぴょんの鎌田姉妹。ピアノが弾けるメンバーは過去にもいましたが、ココナッツJr.の活動を通じて、作詞や作曲・ドラム演奏、と姉妹の才能がどんどん開花していく姿を見るのは応援する側としてもかつてない驚きでした。



そのあと卒業記念演奏としてピアノ:えりち、ベース:りか(喜多條里香)、ドラム:ゆいぴょんの同期3人で大人っぽく「我が心のジョージア」を演奏。えりちのピアノは、この最後の舞台のために特別に練習してきたのでしょう、ぐっと聴き入ってしまいました。

ちなみに、えりち卒業によって空欄になるドラマー枠は、妹のゆいぴょんだけでは厳しいので美槻ちゃんが担当することになった模様。チャレンジすることで才能が伸びるので、今後が楽しみです。


客席にはココナッツJr.元在籍メンバーの子も来ていて(確認できたのは3人)、たとえ別の道を歩むことになってもつながっている絆があるというのはいいなぁと思いました。

*1:美山加恋前田憂佳(または鈴木理子)による「がきんちょ〜リターンキッズ〜」劇中歌