音楽ライブラリ管理再考

したいこと1

iTunesで管理していた音源のmp3gain/aacgain設定値の一括変更。

新作側の音圧に合わせて目標値を99dBにしていたのを、クリッピング回避を考慮した93dBに一括でダウンさせる。

アルバムごとにフォルダが作成されてはいるが、ゲインの分析についてはやり直さず、過去の解析結果を維持したままで目標値だけを変更したい。

方法

bashスクリプトでaacgainのコマンドラインを直接使用して、ゲイン解析状況を取得し、トラックゲイン解析済みのものにはトラックゲインの再設定、アルバムゲイン解析済みのものにはアルバムゲインの再設定を行うものを作成。aacgainが読み込めない文字を含むファイル名にも対応する。

進捗

ファイルの変換はほぼ完了したが、iTunesiPodへの再転送が必要なファイルだと認識してくれない課題あり。全部消してやり直しは、したくないが…。

 

したいこと2

iTunes Musicフォルダに格納されている音楽ライブラリの一覧を作成し、CDを保有しているものとそうでないもの(レンタルしたものなど)を識別する。また、CDを保有しているものについてはどの収納ケースに現物があるかの関連付けを管理したい。

方法

(1) CDの現物確認、ソフトケース化、収納。収納ケースのナンバリング等。

(2) iTunes上の音楽ファイルの「グループ」設定で、保有CDを識別するタグを付与する。

(3) 音楽ファイルの一覧を作成する。iTunesの機能としてiTunes Libraryをテキストファイルでエクスポートするものは存在し、過去にそれを利用しようとしたこともあったが挫折している。理由は、曲タイトルや作曲家などにカンマが存在するとcsvのフィールド区切りが統一されず、手動でフィールドを修復する必要があるが事実上不可能だったため。ffprobeでタグを参照しcsvに整形しながら取り出す方法を考える。

 

進捗

(1) 実施中。物量以外の課題はなし。

(2) 実施中。抜け漏れの確認はCD現物との照合時に解消する予定。

(3) 課題あり。同じ情報を参照する方法がmp3とm4aで異なるため合わせ込みが必要。また、mp3に埋め込まれているタグはUTF-8になっていないのか文字化けする。mp3ファイルに対するタグ文字化けの修復を行うか(根本的な解決)、出力結果を手動で書き直すか(場当たり的解決)のどちらかの対処が必要になる。

 

追記

mp3に埋め込まれているタグの文字コードUTF-16に修正するのはmp3tagを用いて

d.hatena.ne.jp

 の方法で実現することが可能であることを確認。でも、文字化けを含むファイルを見つけ出して自動でこの変換をかけるといったことはできなさそう。すべてのmp3ファイルを変換対象と決め打ちしてすべてmp3tagに放り込んで上記の処理をかければいいのかもしれないけど。