アメーバスタジオに宣伝効果はあるのか?

新人公演前に時間があったので原宿に寄って、初めてアメーバスタジオなるものの実物を見てきた。場所を全然知らなかったのだがヲタ列が一見して目立つので無事発見することができた。
で、いきなり結論から入るけれどこれは酷いなと思った。せっかく原宿の中心でやってるというのに宣伝効果が薄すぎる。むしろ、「原宿に娘。登場で大騒ぎ」っていう飛ばし記事を出してもらったほうがいいんじゃないかと思った。

アメーバスタジオはよくあるFM局のサテライトスタジオ同様の構造になっているのだが、スタジオ内部が見えるガラス窓が歩道・道路に面しているため観覧場所は歩道になってしまう。そのため一度に多数のファンが観覧することは不可能で必然的に時間交代制になっているのだが、結果としてがっつき系の必死ヲタしか観覧することができないことに。
自分は最初から列には並ばず(整理券が配られていることも知らなかったので)、遠巻きにスタジオ窓を眺める作戦に徹していた。そうすると客入れ替えの瞬間に中のメンバーがチラリとでも拝めるから。
実際この方法はうまく行っていた…最初の30分までは。原宿に不似合いの異様な人だかりとがっつきプレイ(苦笑)を見つけた一般人が「誰か来てるの?」「男ばっかり」「秋葉かんぺー」「しょこたん?」(苦笑)などと言いながら通り過ぎたり、そのまま足を止めたり。中には娘。が来ていると気づいて大騒ぎする若者(一般人、10代後半から20代前半男性)も。高橋愛久住小春は確実にわかってたな。そうこうするうちに道路を挟んでアメーバスタジオの向かい側の歩道に徐々に観衆ができあがっていた。小春が立ち上がって「そんなの関係ねぇ!」の振りをしてるときがピークだったかな。音は聞こえなくてもあれは遠くからでも何をやってるのかがバッチリわかった。
でもそれが悪かったのか、アメーバ側が急に窓を幕で囲ってしまって、観覧ヲタ以外にはまったく中を見ることができなくされてしまう。これで折角の興味に水を差され急激に醒めてしまった観衆はいなくなってしまった。うーむ…これでいいのか? これだったら原宿でやってる意味なんてまったくないのでは。
そもそも、アメーバスタジオ自体が何者なのかが常時原宿を利用しているような若者層にも認知されてない風だった。まさかあれがインターネットテレビのスタジオだなんて想像もつかなかったか?

せめて近くのオーロラビジョンと連動とかまでできれば原宿に来て宣伝しているという意味があったと思うんだが…これはアメーバ側の都合であって娘。サイドは関係ないことだけど。

頻繁にアメーバ前の道路を通過していったカツン宣伝大型トラック(曲まで流してて街宣車そのものだった)、ハラフウミ宣伝トラック(こちらは曲なし)の方が宣伝効果大きかっただろうなぁ。