第6回ハロプロ楽曲大賞 選考理由とか

○楽曲部門

  1. ダブルレインボウ…ノレる曲なら他にもあるし、自分自身は松浦亜弥推しではないが、「楽曲」大賞という観点で見たときはやはりこの曲はどうしても外せなかった。外注作品。
  2. 愛しき人…理由はほぼ1位と同じ。この曲の収録された「2.5 ヴァンサンク」自体が傑作。外注作品。
  3. ホントのじぶん…今年のハロプロ最強ユニットはキッズ(もうキッズではないが)人気トップの3人組。アニメのために書かれた曲だが、アニメを別にしてもすごく元気をもらえる曲。外注作品。
  4. 笑顔YESヌードモーニング娘。ハロプロの曲とは思えないバックトラックが光る傑作。アレンジはMISIAなどを手がけた方。部分的であれ外部の血が入ることですごく刺激的な作品が生まれることがよくわかる一作。
  5. Ready Go!…世界バレー応援歌として披露された楽曲。外注作品ながらハロプロのために書かれたのではないかと錯覚してしまうくらい「持ち前の元気の良さ」という強みを引き出してくれている。いろんなしがらみでハロプロの正規作品の系譜に載らないことが非常に残念。

○PV部門

  1. 鳴り始めた恋のBELL…若干コンセプトに不明なところはあるが(何故黒装束なのかとか…もしかしてサッカー→ヤタガラスの連想か?)、PVは丁寧に撮られているし何よりもまのえりの笑顔が最高!
  2. めぐる恋の季節…美少女のふとももに勝るものはなし。それさえあれば、金かかってなさそうとかはもうどうでもよくなってくる。イベント現場含めてかなりの回数目にした。
  3. 都会っ子 純情…外ロケで丁寧に撮影されているのが好印象。これも結構目にした回数が多かった(特にCMで)。

○総括
今年は非常に選考に苦心した。なので総合結果でもかなり票が割れるんじゃないかという気がする。「今年はコレだな」と暗黙のうちに絞られそうな曲が思い浮かばなかったのが原因。各ユニット別に、℃-uteなら、ベリなら…というのはあるが、ユニットの島の垣根を越えてハロプロを代表する曲になったか?という次元になると疑問符がついてしまう。短く要約すると「キッズ寄りか、エルダー寄りか、はたまたTNX寄か…、各々のファンの立ち位置によってまったく相容れないランキングになってしまう年」だったんじゃないかと思った。単なる勢力争いでは面白くないんだが。

そんな中、自分の一押しは℃-uteで、この一年、表立って元気だったのも℃-uteだったが、エルダー勢もかなりの傑作を残しているのでどうにかして形に残るように評価したいというのが一番悩んだところ。結果として「本当に楽曲として評価したらどうなるの?」という方針で「エルダー1位2位、℃-ute選外」という結果を出してしまった(その分、PV部門で帳尻を合わせることに)。

また、今年の特徴としては「外注作品への高評価」と「新世代の台頭」があった。選出した5曲でも、松浦・安倍・Buono!・「Ready Go!」の4曲が完全外注で、残る1曲の娘。も編曲が外注になっている。新世代台頭組では「ベリキュー」そして「キャナァーリ倶楽部」があげられるが、キャナは悩んだ末に「ハロプロ優先」の方針で選外に落とさざるを得なかった。だからこの企画にキャナ票がどれだけ入るのかには興味深々である。そもそも完全TNX推しの人はこの企画に進んで参加しないだろうし。

そんな感じだが…能書き垂れても死票では意味ないよなぁ。