MoProGuideさんが、コンサート会場規模縮小による悪影響を分析されています。「パッケージツアー」の話は初耳でした。一箇所だけ会場を大きくするとそれだけでコストがかさむとか…結局経営合理化が一番で、しわ寄せは全部ファンに来るんですよね。会場が埋まらないからだといいますが、小さくして席数にゆとりがなくなると、さらにライトファンとか、当日急に行きたくなった人とかは入場できなくなりさらに集客が細るという悪循環に入るんですよね。それなら「見たい人はいつでも歓迎します」の方がまだマシだと思うんですが。会場を大きいままにして空席が出るとネットで空席祭!だと煽る連中がいることも一要因なのかもしれません。この連中、在宅ファンが実際に確認することができないことをいいことに空席を捏造することもありますから。
そんな中で事務所は年間63000円の会員を300人程度つかんでおけばいいなんて考えのようですから、救いようがないです。
大阪は厚生年金会館&フェスティバルホール同時閉鎖の件もあるのでさらに深刻です。スポニチには、
フェスティバルホールは、建て替えのため08年秋から、 5年間の予定で閉鎖が決まっている。大阪厚生年金会館が 消滅すると大阪の同規模の施設は2館。兵庫、名古屋にも 遅れをとり、神戸市内の施設数とやっと並ぶ数だ。 残り2施設は年間80〜90%稼働しており受け入れは 難しい。さらに現在は同じ設備で全国を回す「パッケージ ツアー」を採用するアーティストが多く、会場の規模を変 えての代替開催は難しい。 自動的に、今まで大阪厚生年金会館を使用してきたクラ スのアーティストの大阪公演は、年間約200ほど減少、 消滅。他都市に流出する。 多都市公演で採算が取れず東京・大阪のみの公演に関し ては、東京まで見に行かなければならない可能性が高くな る。
とも書いてあります。そんなもん、いちいち東京なんて行ってられないっつーの。