福島原発事故「国内メディアは何も伝えていない」

http://www.asahi.com/international/update/0318/TKY201103180106.html

国防総省のラパン副報道官は17日、本州に住む米軍人、国防総省職員の家族らの国外退避を進めていることを明らかにし、対象は「数千人規模になりうる」と述べた。必要に応じて米軍機の利用も検討する。また、すべての国防総省関係者の家族に対し、自主退避許可措置が解除になるまで本州への訪問を見合わせるよう指示したという。

さらっと読んだだけでは気付きませんが、「東日本からの退避」じゃなくて「本州からの退避」と書いてます。米国の危機管理の判断基準と、日本の「大丈夫といってるから大丈夫」という判断基準はどうしてこんなにも違っているのか。なぜ、日本で起きていることを知るために海外のメディアを見たり海外の動向を見なければならないのか。


福島原発事故 メディア報道のあり方 広瀬隆

全部で42分ありますが、全部見たほうがいいです。
そして地上波放送で流していることとこの放送で言っていることのどちらが「本当のこと」を言っているかを考える必要があります。

(以下、「日々坦々」さんによる書き起こし)
今、日本人は正しいパニックを起こさなければいけない。
「セキカン」と言ってセメントを上から流して固めるしかない。
最悪のことを想定してやらないといけない。
福島にある6機うち1機でもダメになれば、大変なことがおきる。
テレビで言っている学者達は何も知らない。
実際に今は6機のうち4機が危機的状況。
4機とも100%うまくいくかと考えると悲観的になる。
水をまいたりしているが、「焼け石に水」をやっている場合ではない。
台風の通過速度をご存知だと思うけど、5日間で日本全体を通り過ぎます。
風向きいかんですが、とにかく早い。
雨や雪でも全て汚染されてくる。
水と野菜が汚染されれば、どうしようもない。
その量を最低限おさえることを今から考えておかないと、これが間違っていればそれでいいんですよ。
日立と東芝の技術者達を結集するしかない。
東京電力は運転しているだけなので何も知らない。
福島は特に古い原子炉なので、設計した人はとっくに現場にいない。
日立と東芝には今でも何人かは技術者がいる。
官邸でいくら議論してもしょうがない。

以上、「日々坦々」さんの下記の記事を参考にし、一部引用しました。
http://etc8.blog83.fc2.com/blog-entry-942.html