WindowsXPからWindows7/8への移行まとめ(はまり道編)

1月から2月にかけて行ったWindowsXP(32bit)からWindows7(64bit)への移行の顛末から、まとめサイトには書いていないはまり道を中心に解決策を記載。書いていないところは先達のまとめられている定石の通り。
本当は新しいM/B,CPU,メモリでWin7環境を作りたかったですが、ATX用のPCケースがオンボロの1つしかなく、録画用PCが稼動しているので長期間停止させることもできないので、まったく同一環境でWin7デュアルブートさせながら徐々に移行していくしかなかった。当然PCスペックは向上しないのでPCでの市販ブルーレイディスクの再生はいまだにできないままです。

thunderbirdのプロファイルの移行に失敗する
Thunderbirdの設定でメールフォルダをCドライブ以外(たとえば"I:\\Mail"など)に移動させている場合、定石の手法ではメールフォルダのパスが"C:\\I:\\Mail"とかに改変されてしまい、手動で元に戻そうとしてもエラーが多発し、プロファイルの移行に失敗する(Thunderbirdのバグと思われる)。
その場合は、Profileフォルダもメールフォルダと同じドライブに移動させておくとスムーズに移行できるようになる。

(参考)
http://camomile-pc.blog.so-net.ne.jp/2010-10-03-3

iTunesライブラリの移行に失敗する
iTunes Musicフォルダをマイミュージック配下以外の場所に移動させ、なおかつマイドキュメント、マイミュージックフォルダの場所も標準から変更している場合、iTunesライブラリの移行に失敗することがある。
理由は、自分が移動させたつもりの場所とは違う場所にマイミュージックフォルダが作成されていたため。Windows7/8で空のiTunes Library.itlなどを作成させてからそのファイルをWindowsXPで運用していたファイルに置き換えるとうまくいく。

(参考)
http://www.home-dc.net/blog/2011/02/move-to-Windows-7-in-iTunes-library-of-WindowsXP.html

ただ、そのiTunes Library.itlとかのライブラリファイルそのものはXP/7/8での共用はできないので、デュアルブートとかする場合は都度、ライブラリファイルをコピーして回らないと、取り込んだ曲や再生回数とかが過去の状態に戻ってしまったりする。