通好みの曲は他にもいくつもあるけれど(「独占欲」「ミルク色とレモンティ」)、やっぱり曲を出す以上は「売れる、有線でかかるなど一般にも注目される結果を出す」か「音楽面で楽しませてくれる」ことが重要。今回はそんな観点で選んでみた。
楽曲部門
- 声/モーニング娘。(3点)・・・「愛の第6感」でいちばん好きな曲。タイトル通り、現在のモーニング娘。の声がとても活かされたバラード。春ツアーでは冒頭のフェイクを新垣さんが立派に勤め上げたのがとても印象的だった。初期モーニング娘。でいうところの「Memory青春の光」に相当するテイストの楽曲が、新生モーニング娘。の新曲としてリリースされた意義はとても大きいと感じたので1位に決定。
- THEマンパワー!!!/モーニング娘。(2.5点)・・・ミニマルテクノ調のアレンジが際立つ「攻め」のー曲。「恋レボ」を初めて聴いたときと同じく「新しいものに出会った」という印象を強く感じた。市場では成功したとは言いがたいが、つんく♂さんにまだ「テクノを徹底的に極めたい」という音楽的な遊び心・野心が残っていたことに感動した。
- 好きすぎて バカみたい/DEF.DIVA (2.5点)・・・こちらも「80年代ディスコを徹底的に極めたい」という音楽的な遊び心を強く感じた一曲(デッドオアアライブ世代には懐かしくてたまらない)。枚数はともかくとしてオリコン1位をもぎ取ったことは非常に意義深い。有線でも好調。
- 紫陽花アイ愛物語/美勇伝 (1点)・・・美勇伝の代表曲。外部の作家陣に発注した作品として現段階では最高のできばえではないかと思う。シャンシャンシャン!のリズム、間奏の琴?の音色が非常に印象的。
- スッペシャル ジェネレ〜ション/Berryz工房 (1点)・・・Berryz工房史上最大のヒットとなった一曲。握手会効果だけではなく楽曲のパワーも要因としてあったと思う。ライブでイントロからタイトルを大声で叫んでしまうファンの気持ちがよくわかる。