<楽曲部門>
点数配分はデフォルト設定のまま。「歩いてる」により高い点を与えようとすると「バラライカ」の点を減らさなくてはいけなくなるので。(^^;
<楽曲部門 選考理由>
自分が猛烈に好きであることよりもより外に向かっていることを高めに評価。
- 「歩いてる」・・・オリコン1位を運と執念でもぎとった記念碑的1曲。歌詞もメロディも非常にシンプルではあるが、それだからこそ、「にぎやかできらびやかな娘。らしさ」をかえって拒否してしまうような一般層にも届く潜在能力を持っていると思う。
- 「愛もて」・・・4曲のシングルの中でもっとも独自性にあふれた作品。愛理の歌声の甘い部分を最高に引き出したテクノ歌謡できら☆レボにもごり押し・・・もとい起用され、幼女への認知度をアップさせることができたと思う。
- 「青空〜」・・・アルバム収録曲ながら、今年の春コンから「リボンの騎士」千秋楽まで、娘。のライブのセットリストにおいて要を占め今年の代表曲となった。ライブではメンバーも観客も一緒になって合唱できる。気張らない応援歌的な世界観が、後のシングル「歩いてる」につながっていったような気がする。
- 「即抱き」・・・℃-uteのシングルの中で1,2を争う佳作。歌詞、メインボーカル比率、振り付けすべてにおいて、村上愛(めぐ)のために書かれたとしか思えない楽曲。めぐ推しとしては本当は「愛もて」よりもこちらのほうが好きなのだが、めぐが脱退してしまったことと、「愛もて」の方がより外部に向かって開かれていたことを考慮し、この曲は4位にとどめることに。
- 「バラライカ」・・・久住小春のミラクル才能が、見事に開花した作品。ハロプロ作品で5万枚を突破したのは「歩いてる」とこの曲のみ。さらになおも粘り強く売れ続けていることが、きらり名義とはいえ新規顧客を開拓していることを如実に現している。願わくばその顧客をひとりでも多く娘。ファンに引き込んでもらいたい。
<PV部門>
最後の最後で3位を差し替え。こちらもデフォルト配点で。
<PV部門 選考理由>
- 「歩いてる」・・・「ふるさと」以来のアウトドア収録作品で、メンバーのいきいきとした表情を捉えることに成功している。何度見ても飽きない。中でも、正式PVバージョンのみに収録されているキャンプファイヤーシーンでの、高橋愛にもたれかかるミキティの姿は奇跡。
- 「ガラパン」・・・後藤真希のイメージチェンジ戦略のはじまりを強く印象付ける記念作。あまりにも胸を強調するのはどうかと思ったのだが、「外」に向けてアピールするにはこれくらい徹底的にやらないとダメなんだと思わされた。
- 「笑ボー」・・・℃-uteの「愛もて」と悩んだのだが、℃-uteは楽曲部門でも2位に推しているので、Berryz工房をセレクト。風船を使ったかわいい振り付けがよく活かされた演出になっていると思う。