純真な中学生は「AKB48は本当に歌っている」と思っている

3月からエンタ!371BSスカパーで放送されている「Girls News〜ハロプロ」で一点気になったことがあった。それは「ハロプロはパフォーマンスがすごいから海外でも人気がある」という内容が含まれていたこと。番組内容と構成から考えて、この台本を書いたのは糞事務所自身ではないかと思うのだが(単なる推測ではあるが)、もしそうなら、糞事務所が自画自賛番組を作って放送していることに。なんだそれ? 「ハロプロはパフォーマンスがすごいから海外でも人気がある」が事実であったとしても、それを言うのは外野であって、糞事務所自身が自慢するのはおかしい。とうとうファンのみならず糞事務所も「海外人気ガー」「パフォーマンスガー」になってしまったのか。
ただ、「パフォーマンスガー」がひっくり返るような事実に、最近ふとしたきっかけで気付かされた。それは、「イマドキの中学生は(たとえその一部であっても)、AKB48は本当に歌っているし本当に楽器も演奏していると信じている」ということ。「AKBは本当は歌ってないんだよ」とうっかり口を滑らせて本気で驚かれてしまったので、「あぁ、これは子供には言ってはいけないことだったんだ」と反省した次第。

要するに、「AKB48電通がでっち上げた張りぼての空疎なエンタテインメント」という事実は大多数のファンにとってAKB48を支持しない理由にならないし、楽しきゃいいじゃん!ということ。

あ、だからといって私が「電通がでっち上げた張りぼての空疎なエンタテインメント」を支持することはないです。私自身はリアルなエンタテインメントを当然求め続けるし、悪貨(ビジネスにはなるがエンタティナーを育成しない活動)が良貨(エンタティナーを育成する活動)を駆逐することも芸能界にとって良くないことだと思っているので。