まだ「あやや」でいいかな

豊田公演を見て、まだ「あやや」でもいいかなと少し思い直した(酒井法子中山美穂もいまだにのりピーミポリンだという意味では)。初々しかった頃のあややとはもう全くの別人になってしまったという思いは変わらない。「あやや」を精一杯演じている松浦さんという印象がどうしても拭えない。それでも、「あやや」を演じているときは「あやや」と呼んであげるべきなんだと思った。
今回のツアー、今まで見てきた中でいちばん声はしっかり出てる。その意味では歌手として安心して見ていられるレベルにあるということはよくわかった。だけど、「心を込めて歌います」とMCでは言っていても、実際には譜面通りに歌詞をなぞって歌っているだけにしか聴こえない曲がずいぶん多かった。「LOVE涙色」も、2年位前の方がぐっと心を掴むような歌だったのに。
「ドッキドキLOVEメール」もなぁ・・・。「こういうこともできるのよ、私ってすごいのよ?」って自慢されても、「はぁそうですかすごいですねぇあややさんは」としかリアクションできない。それに、あれが素晴らしい出来になっているのは実はメロンちゃんの方だし。「夢・音楽館」の演出が好きだった人はOKだろうけど、私はああいうのは好きではない(かといって嫌いかというとそうでもないけれど)。わざわざ凝った演出で自己主張しなくても、さりげなく実力を発揮しててくれればそれでいいと思う。
CDでは3人で歌っていたのをソロで歌う曲もあったのだが・・・申し訳ないけれどあややではどうしても感情移入できなかった。

つまるところ自分は、あややのようなパーフェクトアイドルには萌えずに、欠点をたくさん持っていてそれをいつも気にしながらもハキハキと前向きに頑張っているハロプロメンバーのほうに萌える性分なんだろう。もちろんこれからもあややのことはウォッチし続けていくけれど。

こんなレポートでごめんなさい。