長渕剛「STAY DREAM」から「Stay Alive」へ

新星堂某店の店頭POPに「長渕文学」と言うワードが使われていたニューアルバム。「長渕文学」って思い付いた人は「長渕フォーク」っていう用語を知ってたのかな、偶然だったらそれはそれですごいけど。見つけたその場で買いたかったけれどAmazonで予約していたので我慢。不在配達を挟んで昨夜ようやく到着したので武道館に向かう間に聴く。

シングル「ひとつ」の衝撃そのままにめっちゃ優しい曲が多いなぁ。「Rolling Stone」誌のロングインタビューにて「今までの長渕ならこう(喉を枯らして叫ぶように)歌うだろうというところを、違う、まだ違う、と我慢した」「手癖は棄てた」「長渕ファン以外に届かなければ」という趣旨の発言があった。曲調によっては長渕節健在の曲もあるけど、おかげでこんな優しいアルバムが誕生したのが嬉しい。「長渕節はうざいよね」と長渕自身が発言し出したのは確か「CLOSE YOUR EYES」発売当時まで遡るんだけど。これだけ自己分析できて自分を変えられるアーティストってなかなかいないと思う。

特に2〜4曲目の流れとラスト曲がいい。「原発さえなければ」というフレーズのある叙事詩的な大作「カモメ」もある。iTunesストアでも買えるし試聴もできるみたいなので是非。
2x2大阪・横スタ野外・桜島野外・キーポン野外(大阪?)・カモスタ大阪・30th神戸国際と続いたのを最後にライブに行けてないけど、このアルバムのライブツアー、めっちゃ行きたくなった!チケット取れないかなあ…。

欲を言えば付属DVDにNHK映像使うなら紅白の「ひとつ」じゃなくて「SONGSプレミアム」が良かったなぁ未だに観れないし。(;_;)