早計かもしれないけど、「たからもの」、このままだと失敗するかも。

こんなこと、ファンサイトが書くことじゃないかもしれないけれども。
今回の覆面プロジェクト、あくまで事務所&USENサイドが有線から火がついたことにしたいと思っていただけで、実際には火なんかどこにもついていなかったのかもしれない。本当に火がついていたのならデイリーがこんなにも早く落ちる(16-15-21-23-28)ことはないと思うのだが。たった5日で判断すべきではないのかもしれないけれど、ここから好転すると判断できる材料が今のところまったくない(USENは既に下降傾向にある、他のメディアでにはまだ波及していない)のも事実だし。そもそもこのチャート推移からして、ファンでさえ買ってないんじゃ。それともまだファンにも情報が到達していないのか? それとも普段からコアなCD購買層は6000くらいしかいなくて、あとの15000弱は曲を聴いてから食いつく冷静な購買層だったのか? おけいさん不発事件を考えるとそれもありえるかもしれないけれど、うーむ・・・。
GyaOというメディアの普及率がまだそれほどでもないのが一番の原因かな。なっちさんがGyaOでドラマやってることもサンスポの記事まで知らなかった人がいるのかもしれない。

そういえばあややの「気がつけば あなた」もCMから火がついたという体で売り出されたけれど、火がついたという割には売り上げはそれほどアップしていなかった。戦略としてそういう仕掛けにしないと注目されないと思っているのかもしれないけれど、「火がつく」という言葉は、事務所やメーカーの意向など関係なしにユーザーサイドから自発的に沸き起こった場合に使うべきだと思う。

幸い、「たからもの」に関しては一部の熱心なファン層の間では有線放送開始直後から絶賛されている状態だと思うので、曲自体は本当に名曲になり得るパワーを秘めていると思う。あとは事務所の意向を汲み取って曲に触れる人を増やす草の根活動がファンサイドから発生するかどうかにかかっているのかもしれない。そうでないと痺れを切らした事務所サイドがまた下手な芝居を打つかもしれない(笑)。本当に今の時代とタイミングが合わなかった場合は名曲でも埋もれることはあるけれど、「覆面を脱ぐ機会もなく終わった」ではあまりにも恥ずかしいな。